アフラックってどんな会社?「生きる」を創る保険会社
日本で初めてがん保険を発売
多くの方が「がん保険」のイメージを抱かれているように、アフラックは日本で初めてがん保険を発売した会社です。1974年の発売当時、日本の生命保険営業は女性を中心とした直接販売が主流でしたが、アフラックは自社の営業職員を抱えない代理店制度を採用しました。
他の企業との差別化を図るために、アフラックは代理店ネットワークを拡大していくことでより安定した顧客基盤を築くとともに強固な販売網の確立に成功しました。
発売当時の日本では、がんは“不治の病”と考えられており、話題に出すことすら避けられていました。しかし、1981年にはがんが日本人の死亡原因の第一位になったことを受けて徐々にがんの認知度が高まり、同時に経済的な備えの重要性についても関心が集まるようになりました。
そのため、最初のがん保険は入院に備える入院給付金と、死亡時の保障である死亡保険金の2つに絞ったシンプルな保障でしたが、再発リスクも加味した上で入院給付金の限度日数を無制限、さらに保障期間も一生涯の終身型とする商品が登場しました。
がん保険は今なお、アフラックの主力商品の1つであり、がんに関するあらゆる知見やデータから、時代に即したがん保険を提供し続けています。
がん、医療、介護などの「生きるための保険」が主力
日本の従来の保険の考え方は「遺された家族を守るため」という遺族の生活保障を軸とした生命保険が主流でした。しかし、アフラックは日本での創業当初から「お客様自身が生きるための保険」に特化して商品を開発し、サービスを展開してきました。
創業から10年の節目である1985年には「痴ほう介護保険」と「医療保険」を相次いで発売しました。当時から、来るべき介護問題を重要視していたアフラックは、発症率や認知症に関する詳細なデータや研究が満足にない状況でありながら、海外や地方自治体のデータを地道に検証しながら開発にこぎつけました。
この「痴ほう介護保険」は、その年の「日経・年間優秀製品賞」において保険商品としては初めて最優秀賞を受賞し、保険商品の以後の発展の一助となりました。
また、「生きるための保険」という視点を常に持ち続け、がん保険についてはこの分野のパイオニアでありながら、発売以降も保障内容の見直しや改良を積極的に進めてきました。時代の変遷に合わせて診断給付金と通院給付金を追加して保障内容をさらに充実させるなど、本当に役立つがん保険を目指した商品開発を続けています。
がん保険の度重なる見直し・改良によって刻々と変化する医療事情に対応し、がん治療に対する経済的な負担をきめ細かくサポートしていくことが可能となり、アフラックではがん罹患後も生きていくために役立つ保険を実現させています。
継続的な商品改良によって1992年にはがん保険の保有契約件数がついに1,000万件の大台を超え、世帯普及率も25%にまで拡大するなど、加入者も確実に増えていきました。
高品質なサービス提供を提供する保険会社
アフラックには、常にお客様を第一に考える企業文化が根付いています。がん保険の発売当初は、患者本人へのがん告知がほとんど行われていなかった時代だったため、がんであることを本人に気づかれることなく迅速に給付金を支払えるように、書類の送付や宛先にも留意するなど、お客様に寄り添う対応を続けてきました。
保有件数が拡大するにつれて、地域に根ざしたより細かなサービスを提供するために社内体制の強化にも乗り出しました。給付金を少しでも早くお支払いできるよう、給付部門を造設し、さらに東京に自社ビルを完成させて社内のさまざまな部署を集約させることによって業務効率の劇的な改善に成功しました。
質の高いサービスの提供には、社内体制の強化の他にもお客様のニーズを踏まえた商品を発売することが求められます。1990年代半ばからは平均寿命が徐々に長くなってきた時代背景を踏まえ、「長生きするリスク」への備えの重要性が認知されるようになりました。
こうした状況下においても、アフラックは常にお客様本位の姿勢を貫き、商品ラインナップをさらに充実させるなど、お客様それぞれの細かなニーズに対応できる商品が次々と発売しました。
1990年代後半には3大疾病を割安な保険料でしっかりとカバーする商品を、2000年には高度先進医療給付金や在宅緩和ケア給付金等を盛り込んだ主力商品である商品を相次いで発売しました。
さらにその2年後には手頃な保険料で終身医療保障を始めて実現したとして話題となった、<一生いっしょの医療保険EVER>が誕生。その後も時代背景や医療トレンドの変遷をいち早く取り込み、治療費に関する保障を1つにまとめることで保障の不足や重複が生まれない仕組みを実現した<生きるためのがん保険 Days1 ALL-in>へとがん保険を進化させるなど、絶えず商品内容が強化されています。
「生きる」を創るリーディングカンパニー
昨今は保険商品が複雑化・多様化しており、インターネットの普及に伴ってさまざまな情報に簡単にアクセスできる時代です。一方、保険に関する情報が溢れ、自分に最適な保障を見つけられないという人も少なくありません。
自分に合う保障を気軽に相談したいというニーズに応えるために、アフラックは来店型の店舗である「アフラックサービスショップ」を拡充し、さらに大都市圏を中心に「よくわかる!ほけん案内」と呼ばれる来店型店舗を開設しました。ここでは、これまで保険のことを考えたことがないお客様、ライフイベントを迎えて保険の見直しが必要なお客様など、全てのお客様に丁寧でわかりやすいコンサルティングを行っています。
きめ細かい対面でのコンサルティングの他にも、がん保険のリーディングカンパニーとして、アフラックでは「『生きる』を創る。」をテーマとした社会貢献活動にも注力しています。アフラックの社会貢献活動は、日本で最も長くがんと共に歩んできた保険会社としての強みを存分に生かし、
- 「小児がん・AYA世代支援」
- 「がん経験者支援」
- 「がんに関する啓発活動」
の3分野を軸としています。
例えば「がんに関する啓発活動」では、日本のがん検診の受診率の向上に取り組んでいます。日本のがん検診受診率は未だに30~40%前後であることが多く、欧米諸国と比較しても低水準にとどまっています。がんの認知度のより一層広げ、がん検診の受診を促すために、がん検診の啓発ツールを作成して全国の自治体と連携したり、専門医や看護師資格を持つカウンセラーによるがん電話相談などを実施しています。
また、保険業界にもデジタル化の波は確実に到来しており、最新のデジタル技術と金融の融合であるフィンテックの活用を促進するために「アフラック・イノベーション・ラボ」を開設しました。同時に、スタートアップ企業への出資や協業を通して、健康促進やがんを含む病気の早期発見、治療後のアフターケアまで、トータルでお客様をサポートすることを目指した企業運営が展開されています。
アフラックは、創業50年の節目である2024年に目指す姿として、がん保険や医療保険をメインとする「生きるための保険」の先駆者であり続けるとともに、保険ビジネスのみならず保険の枠を超えた新たな領域でも価値を創造していくことを掲げています。これまでも、そしてこれからも、アフラックはお客様と共に歩み続けます。